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原料へのこだわり
茶ノ実油 Part2

茶ノ実油とは

茶ノ実油は、日本人にとって馴染み深いお茶の木から採れた実を絞って抽出される、栄養が豊富なオイルです。化粧品の表示では「チャ種子油」とも呼ばれます。

olioの商品に使用している茶ノ実油は、静岡県産のお茶の実から採れた種から採れたオイルのみを使用しています。静岡茶は日本古来の在来種で、地中深くまで根を張り、とても強い生命力を持ちます。

お茶の実は耕作放棄地と呼ばれる、後継者不足や農家さんの高齢化などにより、管理ができなくなってしまった茶畑を有効活用しています。自然の恵みをたっぷり受けて育ったお茶の実は、その中に豊富な栄養を蓄えます。それは他の植物油にはない効果・効能をもたらすことがあります。

茶ノ実油の消臭効果

●アンモニア:「疲労臭」と呼ばれるストレスやからだの疲れ溜まったときの汗のにおいの原因
●酢酸:いわゆる酸っぱい汗のにおいの原因
●イソ吉草酸:蒸れた靴下のにおいの原因
●n-酪酸:蒸れた足・足裏のにおいの原因
●ペラルゴン酸:若年性加齢臭と言われる油汗のにおいの原因
●ノネナール:加齢臭と言われる油が酸化したようなにおいの原因

茶ノ実油の抗菌・抗カビ効果

●黄色ブドウ球菌:人の皮膚に存在する菌類の一種。バランスが崩れ、異常に増えると皮膚炎等の原因となる場合があります。
●モラクセラ菌:「生乾き臭」の原因となる菌の一種。汗等の水分があると繫殖します。
●肺炎桿菌:肺炎等の原因菌の一つ。布・繊維製品の抗菌効果を示す“制菌加工マーク(SEKマーク)”の認証基準となっています。

●白癬菌:真菌(カビ)の一種で、いわゆる「水虫」の原因となる菌。

※原料会社調べ
全てのニオイ、菌(細菌、カビ)を除去できるわけではありません。また、提出した試料のみに対するデータであり、製造した全製品の効果・効能を証明するものではありません。


「茶ノ実油」そのものの素材本来の力を活かし、一人でも多くの人の肌悩みに寄り添うことができると嬉しいです。