COLUMNS

COLUMNS vol.16
ギフトを「選ぶ」という知性について

――伝え方に迷う、大人のための話

大人になってから、言葉を選びすぎるようになった。

子どもの頃は、もっと簡単だった気がする。
好きとか、ありがとうとか、嬉しいとか。
思ったことを、そのまま言葉にしていた。

大人になるにつれて、そうはいかなくなった。
相手の状況を考えたり、距離感を測ったり、
気を遣っているうちに、結局何も言えなくなる。
気持ちがないわけではないのに、
どう伝えればいいのか分からないまま、
時間だけが過ぎていくこともある。


伝えられなくなったのではなく、迷うようになっただけ。

大人になると、気持ちをそのまま渡すことに慎重になる。
重くならないか、相手の負担にならないか。
その一歩を踏み出す前に、考えることが増える。

だからこそ、「どう伝えるか」を選ぶようになる。
言葉ではなく、行為や選択に気持ちを預ける。
ギフトを選ぶ、という行為も、
そのひとつの伝え方なのかもしれない。

何を選ぶかよりも、どう選ぶか。
そこに、その人なりの知性が表れる。


強すぎない、という選択。

たとえば、香り。
主張しすぎず、毎日の中に自然と馴染むもの。
自分のためにも使えて、相手の生活にも入りやすいもの。

今年の初めに発売した Skin Care Oil -CITRUS- も、
結果として、そうした「選び方」がしやすいオイルのひとつになりました。
明るさはあるけれど、押しつけがましくない。
気持ちを、そのまま渡せない大人のための選択肢として。

恋人に限らず、友人や家族、親へ。
誰かを思って選ぶ時間そのものが、
ひとつの伝え方になることもあると思います。


olio narréから、あなた様へ

今年のバレンタイン。
あなた様は、どんな気持ちを、どんなふうに選びますか。



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